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COLUMN

2024.9.28

オアシス展で『Definitely Maybe』再現部屋!

ノエルもリアムも大ファンのサッカーの英プレミア・リーグのマンチェスター・シティ。
その監督や選手たちが『Definitely Maybe』のアルバム・カヴァーを再現したというニュースが大きな話題となりました。
これはノエルがシティのユニフォームのデザインをしたり、コラボアイテムを作成した一環で行われたのですが、これがまた秀逸。
『Definitely Maybe』のジャケットと同じ構図で、まずはノエルの友人でもある監督のペップ(ジョゼップ・グアルディオラ)がノエル役でギター持ちソファーに座り、リアムの代わりに中央で寝そべっているのは選手のカイル・ウォーカー。その他全員シティの選手です。

撮影現場を映した動画はこちら

これ、今から10年前の2014年オアシスのデビュー20周年を記念して10/25(土)~ 10/28(火)ラフォーレミュージアム原宿にて開催された、ロンドンからの巡回展覧会『CHASING THE SUN: OASIS 1993 – 1997 #あなたにとってのオアシスとは』に行かれた方はニヤリとしたんじゃないでしょうか。

この2014年のオアシス展でも大好評だった、『Definitely Maybe』のジャケット写真を再現した部屋が今回11月1日より六本木ミュージアムにて開催されるオアシス:デビュー30周年を記念した展覧会 『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』でも、設置されることになりました。

初期メンバーであるボーンヘッドの自宅リビングで撮影された、デビュー・アルバム『Definitely Maybe』のジャケット写真が再現できるコーナー。
この場で5人組を結成して写真を撮影する方々も多く、さっそく5人組を組んだ皆さんが「俺がノエル役!」「私がリアム担当!」みたいな感じで盛り上がっていましたね。

*2014年オアシス展での再現部屋の様子

2014年のオアシス展の最終日の閉幕直前、最後の最後まで残ってたファンの皆さんが、ジャケ部屋に入って「Don’t Look Back in Anger」を大合唱!これは感動的でしたね。ちょっとウルっと来ちゃうくらい、素晴らしい最高なエンディング。

この『Definitely Maybe』のジャケットのイメージは、世界中でいろんな方々がいろんなことやってます(笑)

まずはシンプソンズ・スタイル。

LEGOで作っちゃった方も。

https://twitter.com/liamgfansclub/statuses/1832697776859222525

オアシスの公式SNSでは2020年ロックダウン中に#OasisArtChallenge, を実施していたのですが、他のどのアルバムよりもこの『Definitely Maybe』のジャケットを再現したものが多く、様々な投稿がされていました。

https://twitter.com/oasis/statuses/1298725684731289601

では、このお部屋はその後どうなったんでしょう?

下記の記事は2014年段階ですが、ジョンとジェニーのハーシー夫妻が2人の小さな子供と一緒に住んでいて、夫のジョンさんが1999年にボーンヘッドの姉妹からこの家を買って、2003年から奥様のジェニーさんが一緒に住むことに。
さすがに内装は変わったものの、見た目の作りは変わっていないので、意外と面影あるかも?
下記の記事内に写真があります。

奥様のジェニーさんはこう語っています。

「私が最初に引っ越してきたとき、近所の人たちは “あら、パーティ・ハウスに引っ越してきたのね”って言ってたわ。ボーンヘッドがバンドの練習やパーティで大騒ぎしていた頃を覚えていたから」

ご夫婦はオアシスのファンではなかったそうで、このリビングルームが他の人にとってどれほど特別な場所なのか最初はよく理解していなかったとのこと。
ただ、当然「聖地巡礼」・・・ファンの皆さんやっちゃいますよね。
更にはこの家はオアシス・ファン向けのツアーに組み込まれてしまっていたそうで。

「私たちにとっては、ただの実家なんですが、よく門の前に立ってリビングルームを覗こうとしているグループがいるんです。たまにファンと目が合っちゃったりしてね。でも、もう慣れちゃったし、気にならないわ。彼らはいつも礼儀正しいしね」

今年も30周年記念盤が出た『Definitely Maybe』。
今もなお世界中で売れ続けているわけですが、ジェニーさんは時々こんなことも思うそう。

「世界中で私たちのリビングルームが見られてるってことよね。なんか奇妙な気分だわ・・・。」

今回のオアシス展での『Definitely Maybe』再現部屋では、前回同様、撮影のための専属スタッフが常駐しております。
5人組に限らずお1人様でのセルフィー撮影も可能ですので、世界で1枚しかない皆さんの『Definitely Maybe』、是非撮影してみてください。お楽しみに!

ちなみに8月30日にリリースとなった『Definitely Maybe』30周年記念盤のジャケットはメンバーが写ってない空の部屋がジャケット写真になってるんですね。

Definitely Maybe – Empty Room